経済激戦区の東京で事業を始める際、毎月必ず発生するのが賃貸事務所の賃料です。大きな出費になるので物件を決める際には立地だけでなく、自分が無理なく払うことの出来る賃料の目安を知ってから物件を検討していくことが大事です。一般的には物件に関する費用については粗利益の20から30パーセントほどが適切だと言われています。まず、第一に売上のおおよその予測を立てて、毎月捻出することの出来る金額の計算をします。
東京では一等地にもなると1坪10万単位の高額な物件もあり、立地だけで選ぶと高い賃料となる可能性があります。また家賃だけでなく店舗の維持には水道光熱費や駐車場など別途細かい出費が発生します。東京の賃貸事務所探しでは、賃料に不動産関連費用を合せた費用をあらかじめ考慮する必要があります。思うように売り上げが伸びなかったことも考え、ある程度余裕を持った資金計画を立てておくことが大切です。
資金計画が立ったら、立地についても考えていきます。周辺環境は自社のイメージや新規顧客を決める大きなポイントになります。交通アクセスのよい立地であれば出勤のストレスを軽減し、社員のモチベーションアップに繋がることもあるので、賃貸事務所探しをする上で立地というのは非常に大きな判断基準になります。それぞれの業種や実績に見合った選び方が東京での賃貸事務所探しには求められます。
